@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

実家

最近忙しくて全く日記を書き残していなくてすみませんでした。やっと実家に帰って来ることができました。実家に帰る直前、久々に人気の多いところに繰り出していろいろ見て回ったり遊んだりしました。とても楽しかったのですが目が回りそうになりました。イルミネーションやツリーがそこらじゅうにあってとてもキレイでした。いろいろあって財布の中の現金が極端に少なくカードで済ませていたのですがとある喫茶店でカードが使えないと言われたときは焦りました。どうにかなりはしましたが今財布を見ると116円しか入ってませんでした。小学生以下ですね。お年玉をあげるのに口座からまた行き先の決まったお金を引き出すというのは憂鬱ですね。

 

帰る直前、部屋に溜め込んだダンボールは全て玄関に置いて、ポストの中もなにもないのを確認して窓を締めたのを確認してストーブの電源も落として万全と思ったのですが水抜きを忘れました。というか前の部屋では必要なかったせいでやりかたが未だにわからないのでマニュアルを探したのですが見つからず結局あきらめて出てきました。去年の冬も大丈夫だったので多分大丈夫だと信じたいです。

連休の頭の変な時間帯だったからか交通機関も比較的空いていてゆったり過ごすことができました。だんだん見慣れた風景が近づいてくると涙が出そうになっていました。普段ならないんですけどね。

札幌は雪まみれでしたが地元はそんなに雪がありませんでした。ただブラックアイスバーン状態でとても滑りやすくなっていました。あといつかにかいたように雪があるときより雪がないときのほうが寒さが心までくるような鋭さを持っています。とても寒くて、街明かりも欠片もない道をひたすら歩いてどうにか実家につきました。

玄関のドアを開けてキャリーバッグと手荷物をおろして、暖かいであろうリビングに真っ先に行きました。ご飯あるよと言われてご飯を食べました。おいしかったです。帰省するまでらしいものを一切とらないで過ごしていた私にはそのささやかな当たり前な食事がとても豪華で、大量に見えました。そのままお風呂に入りました。お父さんが入浴剤がダメなのでここ数年入浴剤なしが定番になっていましたが入浴剤が入っていてびっくりしました。あとから聞くとお母さんの肌の調子がよくなるからと使い始めたんだそうです。お父さんが1番風呂にすれば問題は解決されるのでそれは非常にいいと思いました。

上がってすぐ眠くなって眠りました。ベッドは電気毛布が入っていてすでに暖かくなっていました。そのときになんだか実家は暖かいなあと思いました。

昨日は気づくと12時で家にはお父さんと弟しかいませんでした。お雑煮が用意されていてまだ暖かかったのでそのままいただきました。お雑煮はとても好きです。お母さんの作るお雑煮がとても好きです。ごぼう三つ葉や鶏肉など様々な具が大量に入っていて汁にそれらの旨味がにじみ出てる感じが本当に好きです。手間がかかるのに私が好きだからと言う理由で帰ってくると1回は必ず作ってくれるお母さんも好きです。

部屋に戻ってやることはあったのですがどうにも力が入らずずっとベッドの上でぼーっとしていました。体力をどこかに奪われているんじゃないかと言うぐらい眠くなりました。いろいろな思考をしていました。無意味な思考ですが必要なものでした。気づくと日が暮れかけていて、ああこれではいけないとおもい作業をはじめました。あまり捗らず結局途中で投げてしまいました。

夕飯はハンバーグでした。いつかにハンバーグに最近ハマっているというような話をしてから帰ってきたら作ってくれるものの一つに入るようになりました。いつもはスーパーの惣菜を添えたりしているのですが自分で作ってみたから食べてみてほしいと言われて食べてみました。とても美味しかったです。それを横目にこれ食べていいから、とお母さんに食事を返すお父さんの姿が目の前にありました。それはとても悲しかったです。きっと普段美味しいと言ってくれる人がいないというのもですがそれ以前に口にしてもらえないというはとても悲しいことだと思います。そのせいもあって我が家の食事は割とパターン化してしまっている部分があります。

その後またすぐお風呂に入ってあがってからも日をまたぐ前に布団に入りました。何もしていないのにとても疲れているようでした。

その日は夢を見ました。どこかに逃げ去ろうとする夢でした。弟がそばにいて戸惑っているのを見ました。私は慌てて弟の手を掴み全力で走ってどこかへ向かっていました。

 

今日は11時過ぎに目を覚ましました。リビングに行くと煮込みうどんを作ってくれているお母さんがいました。前日に11時ぐらいに煮込みうどん作るから伸びる前に食べたかったらその時間までに起きてねというふうに言われていたのでどうにか熱々の美味しい状態で食べることに成功しました。あとリビングのテーブルにカゴいっぱいのみかんがあってそれを食べました。とても甘かったのですがその分皮がむきにくくじれったい感じがしました。その後お母さんは仕事いってくるといって家に独りぼっちになりました。ご飯を食べたあと部屋に戻るとすごく眠くなりました。その後何気ない音を聞いてぶわっと不安や恐怖がこみ上げてきました。すぐ安定剤を飲みました。変な感覚でした。15時ぐらいになるとまたすごく眠くなってきて仮眠をしようと思いました。誰かに体力を奪われているかのようにすごく眠くなることが多い気がします。一人暮らしをしているときにはなかった脱力感があります。安心感故なんでしょうか。

仮眠と言っても熟睡してしまい4時間ぐらい眠っていました。そこでも夢を見ました。少年から赤い彼岸花を1輪もらう夢、お土産屋と雑貨屋を見て回る夢、知らない人たちと食事を囲む夢でした。久々に夢をいっぱい見た気がします。

起きて顔を洗おうと階段を降りると丁度お母さんが帰ってきました。やすかったからグミ買ってあげたよと大量にグミをくれました。なんかそういうささやかな日常が嬉しくて仕方ないです。

そういえば、お母さんにクリスマスプレゼントということでお皿をあげました。カタログギフトではありますがお母さん好みのデザインのものを見つけたのですぐ頼みました。先に実家に届いてしまってなにこれと言われて焦って部屋に置くように言ったものですが直接渡したときお母さんは嬉しそうにしてくれていたと思います。宝物のように大事に持っていてもっとちゃんとしたものをあげればよかったかなあと申し訳なくなってきました。

 

体調は悪くはないのですが良くもない感じです。先の通り昼過ぎに耐えられない眠気が襲ってきます。あと1回だけ嘔吐しました。実家にきたら流石にないと思っていたので少しショックです。でも、実家に帰ってきてよかったなと言う気持ちに満ちています。実家は暖かいです。

夕飯ができたみたいなのでここらへんで切り上げたいと思います。それでは。