@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

辛苦

ここ最近、自分が思うような行動をできずに困っています。腕を動かしたいのに動かないとかそういうわかりやすいことじゃなく、周りに最近吐露するようになった『遠く感じる』がまさに適した表現で、抑うつ状態が過去数年の中で上位に入るような状態が多く、良くないという自認が抑うつを助長させている気もしますが軽度のODもしていました。

そうしないと手が震えるとか、過呼吸が止まらないとか視界がゆがむとか味が苦く感じるとかお風呂が遠く感じるとか。最近よくなってきたなあってことが一気に崩れて、睡眠時間も異常なほど多く、朝に寝たり深夜に起きたり。実際今日もさっきちゃんと起きて簡易的に体と髪を洗いました。脂汗みたいなのがすごくて気持ち悪くてしかたなく。

 

何でそんなことになったのか、って言われたらまあ自明なんですが未来の自分がそれを思い出すのは嫌なのと誰のせいでもないことになったので、内容は伏せるものとして、ともかくある日、昔上司にされたことを思い出すようなことがあって。

あの時座ってた椅子の軋みとか目の前の新しいパソコンの周りに張り付けた付箋とか、自分のデスクの横の通路をいろんな人を通っていくのとか、反対側を見たら首を鳴らして元々悪い目つきが鋭くなってるのがわかって、ブワッってそれが全部全身にまとわりついたんですよね。もう5~6年前のことなのに頭の上から足の指先までピリピリして、誰にも相談できなくて窒息しそうなあの感覚になりました。

幸い、今は状況を理解してくれる人と、無条件で話を聞いてくれる人がいるので震える手で端末を手に取りました。話してるうちに涙なのか鼻水なのか涎なのかわからないような水分まみれになって、わけがわかんなくなって、どうしたいのか、と言われて『もう全部が怖い、怖いんだよ』としか言えなかった気がします。

いかんせん都合のいい頭をしているようで、よっぽどショックだったこととかどうでもいいと思ったことって言ったっけそんなこと?そんな会話した?ってなること増えたんで詳細がそれぐらいしか思い出せないんですけど恐怖が頭を支配して、子供みたいなこというなって思われると思うんですけど明確に何がこうだからこうなんだぞって言われない怒りの感情って小さい時に弟がお父さんに虐げられていたのを見てたのを思い出してしまうのもあるのか、拒絶反応すごいんですよね。

納得がいく理由があればそれは怒られるに値するし私が悪い、って頭下げれるんですけど、いつかみたいに気にしすぎだとか、気にしてないとか言われても、自分は気にしてしまうからこういう生活をしているわけで。やっぱり相容れないというか、完全理解は無理だよな、って思う上に、自分への負担の軽減のために言ってくれていると思っていても「怖い」が勝ってしまって何もなかった時のように過ごせばいいじゃん、っていうそれが難題すぎるんですよね。配慮されたいってわけでもないんです。ひきつった笑いがそのうち自然になるまで試行するしかないんですよね。

そういう堂々巡りがあったこともあってメモみたいなものも一つとんでもなく長いものと余談みたいな感じで書いてあるのが2枚あるだけです。とんでもなく長いやつは抜粋なんですけど

 

「みんなみたいにつよい心があるわけじゃない何も生み出せないゴミ生産機。つよかったら今こんな風にすごしてないよね?だから自分で自分をつぶすしかなくて、心の奥のほうがボキッって折れたんだ。まともに歩けないし、寒気するまで泣いて、こんなのが何を遺すことがゆるされるの?脳天つらぬかれたような空洞は涙のストックがなくなっちゃったってこと?頭痛いのそういうこと?けっきょくなにを言おうと「異常人間の暴れとか発作」で終わっちゃうんだろうな。何人もフォローいれてくれても受け付けないのか届かないのかわかんないけどシンにひびかなくて、ごめんなさい。もう何にもじしんがもてない。云々…」

 

ことがあった時、寝起きかな?どっかでかいた記録でそのあとも倍以上あるんですけどどんどん脱線してるので略しました。今は最初に比べたらマシになってきたかなって感じです。気にしすぎとかまだその話してんのか?って思われるかもなんですけどそこは個人の自由だと思うのとここはサンドバッグだと思ってるので書くことに対して指摘されても困るのですみません。やっぱり自分はまだ根本は良くなってねえんだなって痛感しました。

 

次の日幸か不幸か病院だったので初診になる先生に目が泳ぎながらこうでああで…寝つきはいい時と悪い時あって、家では何もできない時とよく動けるときの差はあるんですがドアは遠いです。みたいなこと言った気がします。正直出かける気全く起きなかったんですけど外に出て、冷たい空気を肺に入れて、少し冷静になれた気がします。相変わらず口渇きますね。

 

家に帰ってそういう、病んでいるような話題をした流れで昔本当に何見ても心動かない時に見たり自分でもやったりしてたDDLCってゲームの話になって、これ自分が苦手なびっくりホラー要素多いんですよね。

全体的に明るさっていう薄い膜で包んだ暗い話だし。でもその中に出てくる幼馴染の子の言ってることが当時も、最近プレイしてるのを見たときも、わかる、わかるわかる、ってすごいなって。その子視点の非公式ゲームのプレイ動画とか見たとき自分だなって思うような描写とかすごいあって、なんというか"病んでいる人間"の再現度高いなって思いました。

自分の人生の中でも常に"ランダムに怖いことが発生するんじゃないか""気づいていないだけで何かが起きるのではないか"ということにエネルギーを割いて生きています。外に出れなかった時期はこれが顕著でしたね。すれ違った人に刺されるんじゃないかとか先端がそのままこちらに飛んでくるんじゃないかとか。私の病の根本って「不明瞭な事象に対する恐怖」なんだと思います。好奇心の時ももちろんあるんですけど基本はいいことになったことがないので…まあなので私の感じてる世界を少し感じ取れるかもね、なんて話をしました(特に2週目中盤ぐらいまでですけど)

 

話を戻すと、いろんな人の実況見てきたんですけどひとり、精神科医である意味いくつかの概念を形成したような方が分析しながら実況をしてるのを見たときにこの人にカウンセリング受けたいなって思いました。過酷な人生と膨大な知識から生まれるウィットにとんだ話題、いざ専門分野になると表情が明らかに真剣になること、ギャルゲー(紙芝居的なゲーム)に慣れてないことからキャラを"カウンセリングに来たリアルの人"みたいな扱いをしているから詳細な分析(とても正確でした)をしていたんだと思います。同時にこのゲームがそれだけ精巧であることを示唆できますよね。

その流れで"体癖"って概念が出てきて簡単な診断をしたら1種と出てきました。まあ気になる人は調べてみてください。基本的に3つで構成されてるらしいのであくまで1つの側面ですけど。

 

まあそんなこんなでぐったりしていることも多く、(支えてくれたり会話の機会を増やしてくれた人もいて助かりました。ありがとうございます。)いつもならしっかりやってることも全然手つかずで、でももうそうこう言ってられんなと思うのである程度頑張るつもりです。

 

最近読んだ記事で(正確かはわかりません)「鬱病とは脳の神経が炎症しているから」という話を読みました。古代を想像した際、ウイルスなんかは忌避したいですよね。だから生きる気力を失ったように引きこもる=病原菌があるかもしれない場所から離れる、エネルギーを温存する=体に入った病原菌と戦うことに尽力するという割と理にかなった形になっているんですよね。貧弱な身体でもこの世界を生き抜くための一つの術ともとれる、という内容でした。なるほどなあと思う反面よくはならないんだよなあって思いますけどね。そこでも薬での寛解率はだいぶ低めに書かれてましたし。

 

何か普段よりじめっとしたことばっか書いちゃいましたが活動することがそもそも難しかったので許してください。さっき起きましたがちゃんとこの後寝て明日の活動に備えるつもりです。次は明るい話題持ってこれるように頑張ります。

あ、そういえばウマは高松宮記念普通に負けました。それではまた。