@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

2018年8月23日の話

今日は1度9時半に目を覚ましたのですがお母さんが掃除機をかけている音が聞こえたので降りても邪魔だなと思っているうちにまた寝てしまったらしいです。次に目を覚ましたのは11時でした。今日も晴れていましたが昨日よりは湿度が少し低く感じました。いつもよりだるさや気持ち悪さが強く、特に右手の小指の感覚が鈍かったのが気になりましたが1時間もしたらすぐ良くなりました。

お昼ご飯の冷やし中華を食べて少ししてから振込をしなくてはいけないことを思い出しました。本当ならもっと早くに札幌に戻る予定だったので完全にほっぽりだしていたといったほうが正しいのですが知らぬ間に8月も下旬に差し掛かっていて引き落としや振込の時期が間近に迫っていました。なので今日も外に出ることにしたのですが雲が少なく直射日光が目に嫌という程入ってきて柄にもなくサングラスをかけて出かけました。

なんとなく自転車に乗りたくなり数年ぶりに自転車に乗りました。かつて自分が乗っていてそれを弟が今も使っているのですが前よりも乗りやすくなっている気がしました。なんだかどこまでも行ける気がして振込が終わった後かつて祖父が住んでいた家を折り返し地点にすることにしました。立ち寄ると言うか、もう誰のものかもわからないので通り過ぎるだけでも、と思いそうしました。今考えてみると大体片道5kmのところにあるのでちょうどいい運動でした。

祖父の家は長男によって中にあったものは見境なく捨てられ、家も売り払われたような話を聞いていたのでどうなったかとなんとなく気になっていたのでいい機会でした。家はまだ買い手が見つかっていないのか、見つかったからキレイにしているのかわかりませんが工事をしているようでした。目についたものといえばかつて色々なものが育てられていたらしい庭はコンクリートで埋め立てられていたことくらいですがかつての知っている家ではなくなったんだなと改めて感じました。

片道5kmととても近い距離なのに、帰省することはたくさんあったのに、あまり会うことがありませんでした。なので未だにどこかに居るような気がします。祖父がどう思っていたかは知りませんが私はあまり思い入れがなかったもので傷心になることも少ないのですがいざかつてのものが変わっていく様を見るとあったものがなくなったんだという実感が今になって出てくると言うか。そんな感じでした。

また、祖母の納骨式には行ったのですが祖父の納骨式には行けなかったので祖父母の入っているお墓を見ると祖母の納骨式に祖父と家族とで行ったことをどうしても思い出してしまいます。当時90だったと思いますがそれでもキレイにジャケットを着こなして、帽子を被って杖をついて歩いていたのを思い出します。もういないのかと半年経った今になって色々と考えてしまいました。

自転車を漕ぎながらそんなことを考えているとあっという間に家につき、にじみ出てくる汗に耐えきれずに真っ先にシャワーで冷水を浴びました。本当にただ浴びただけですがすっきりしました。ずっと暑い、暑いと言っていた気がします。自室は上なので窓を開けていても熱気がリビングよりもこもりやすく気持ち悪かったのでリビングでダラダラしていました。

 

少しして弟が帰ってきて今日出かけてきたことをいいました。おじいちゃんの家見てきたんだよね、と軽い感じで流すように言ったのですがえ?どうだったの?と問を投げかけてきて驚きました。いつもこちらから話題をふると返すだけ返して終わるような人なのでとても珍しいことでした。コンクリートで埋め立ててたりしてキレイにしてるっぽかったよと答えるとそっか、無くならなくて良かった。きっと誰かいい人が住むのかな。そうだといいなあ。といいながらシャワーを浴びるとお風呂に行きました。とても狭い世界に生きている彼にとっては自分がちゃんと知っている数少ない人物が死んだ、その家にはもう近寄らないという事実があることから気になっていたのかもしれません。

 

少ししてアイスノンを持って部屋に戻って暑いと言いながらずっとベッドで横になっていたのですが5時を過ぎたくらいに外からこんにちは!と大きい声で子供が誰かに声をかけているのが聞こえました。挨拶ちゃんとできて偉いね、なんて返していたのは聞き覚えのあるお父さんの声でした。普段外では堅物な人なのでなんだか物珍しくて思わず部屋で一人笑ってしまいました。そうやってまた横になっているとアイスノンはすぐぬるくなってしまいましたがそれでも生ぬるい布の上にずっといました。

 

トイレに行こうと1階に降りるとお父さんがキッチンでなにかしているのを見かけました。特に声はかけなかったのですが後から夕飯をみてその理由がわかりました。どうやたらイカをもらってそれをさばいていたそうです。お母さんが甲殻類アレルギーなので触ると手が痒くなってしまうと数年前から言っていたのですがそれをも気にせずすべてお母さん任せにしているような人だったので本当に驚き、感動しました。

イカは20杯もらったそうなのですが先程声をかけられた子供のお母さんに半分あげたなんて話を聞きながら今日は普段よりも家族といろいろと喋った気がします。お母さんはお父さんのうるささに呆れていたそうですが私はこんなありふれた日常がずっと続けばいいのになと思いました。

 

そういえば今日はちゃんと専務に電話をしました。28か29にはちゃんと会ってお話をすることになりました。電話をかけた時応答がなく折り返しを頂いたのでその間は何も手に付かない状態だったのですが事が一旦落ち着いてよかったです。台風が温帯低気圧になって北海道にも明日か明後日には近づいてくるようなのでできればそれを避けて帰れたらなと思っています。

 

今日は夢をちゃんとメモしてあったのですが個人情報まみれなので改めて文字に起こすのはやめます。最近は生活リズムも安定してとてもいい傾向にあるのですが夢を覚えている頻度がまた増えてきたのでちょっとなあとも思っています。夢の有無に左右されているわけではないのですが1つの指標として大事なものになっています。早く薬の量が減ったりなんだりしてそれらしく戻ればいいなと思います。