@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

2018年7月29日の話

今日は11時に目を覚ましました。色々な夢を見た気がしますが記録ができていなかったのもあり今ではおぼろげで文字に起こすことができません。いい印象でも悪い印象でもなかったので大した意味はないのだと思います。

相変わらず起きるのには体力が必要で、しかも今日も外は雨が降っていてあまりいい気分ではありませんでした。なんとか起き上がって顔を洗って目を覚ましたあとリビングに行くと珍しく家族全員がいました。お母さんがソファで眠っていたので邪魔をしないようにすぐその場を後にして部屋で途中で放り投げていた荷物をまとめる作業をはじめました。

どうせすぐに戻ってくるからと持ってきたときの半分ぐらいの量しか荷物を詰めませんでした。なので小さいキャリーバッグながらスカスカでした。こういうことをして実際戻ってみると必要なものだった、というのがいつもあるのできっと今回もそういうことが後々起きると思います。

 

またリビングに降りるとお母さんが起きていてそのときに何時に帰るのと聞かれました。特に決めていなかったので決めていないけど6時ぐらいと適当に答えました。続けて夕飯は食べていくのと聞かれたので間に合うならたべるといった後水を飲み干しました。冷たい水が飲みたかったのに若干ぬるかったのを覚えています。そしてその時はお昼だったのでお母さんがカツサンドを作ってくれました。

作ってくれたお昼を食べた後また部屋に戻ってSNSを見たり無為な時間を過ごしていました。通信制限にかかっていたのであまりネットサーフィンができるわけでもなく後半はただボーッとしていました。今日実家を離れるという実感がどうも薄くてギリギリまで身支度を進めることができませんでした。

 

そうこうしていると夕飯できたけどたべる?とお母さんから声をかけられました。それは16時半過ぎぐらいで普段じゃありえない時間です。完全に私に合わせたんだと思います。あまりお腹は空いていませんでしたがせっかくだからと食べることにしました。

実家で食べた最後の夕飯は親子丼でした。親子丼といってもご飯と具は別なので丼ではないのですが実家ではそう表現しているのでそういうことにします。

ご飯を食べながら明日専務とお話するんでしょ、どうするのとお母さんが唐突に声をかけてきました。私は思ったことを全部言ってその上で専務の反応見て決めるけどこのまま戻ったところでダメな気がしてると言ったら間髪入れずに笑顔でやめることになったらそれはそれでいいからね、どうにでもなるんだから。と言ってくれました。お父さんはもしもやめることになったら保険証がどうなるかとかそういう話をしていました。そうなることを許容しているようでもありました。やはり話し合いという明確な区切りが見えているとどうしてもそういう話になってしまうようですが両親も大丈夫だからと念を入れるかのようでした。

 

夕飯を食べ終わって6時台に帰ろうと思ったのですが今行ってもバタつくし一本遅らせて次ので帰ったら?とお母さんに提案されました。少しの間しか離れないとわかっていても寂しいのかなと思いつつそれに従うことにしたのですがそうすると向こうに戻ってたべるものないだろうからこれ持っていきなさい、と色々と食べ物を押し付けるかのように渡してきました。キャリーバッグを広げ直してそれらを詰めましたがなんだか嬉しかったです。ゆっくりテレビをみて少し家族で喋っていました。

そうこうしているうちに家をでなければいけない時間になったので立ち上がって弟の部屋に行って札幌に戻るからというとうん、いってらっしゃいと返されました。弟は私が今仕事のことでどうなっているのか詳しく知らないはずなのにまるで実家にまた戻っておいでとでもいいたげにも聞こえて驚きました。少し間を置いていってくるわと返しました。

その後玄関に向かおうとしたところ雨が少し降っているんじゃないかとお父さんに言われながらも雨の音は聞こえなかったので大丈夫だと思いそのまま玄関に行きました。お母さんも立ち上がって玄関で見送ろうとしたらしいのですが外のどんよりとした天気が気になったのか雨降ってるんじゃないの?ちょっと霧雨っぽいよ?と言いながら一緒に外に出ました。傘いる?大丈夫?と言われましたが札幌の方は晴れているようだったのでこれぐらいなら大丈夫、いらないと言ってそのまま帰路につこうとしたらお母さんがじゃあね、どうせまたすぐ戻ってくるけどと言いながら笑って手をふっていました。私は色々片付けてくるわ、と言ったあと少し照れながら手を振り返しました。少し歩いて後ろを見ると路地のど真ん中でお母さんがずっとこっちを笑顔で見ていました。そのたびに手を振ってくれて私も思わず笑ってしまいました。結局姿が見えなくなるまでお母さんはずっと路地の真ん中で私を見ていました。なんだかそれが印象的ですごく目に焼き付いています。

 

22時前に家につきましたがなんだか普段よりも疲れているのを感じました。久々に多くの人に揉まれたからでしょうか。気温は高くないのに湿気がすごかったからかもしれません。部屋につくと熱気がすごくて気持ち悪くなりかけましたがすぐ荷物を広げ片付けられるものは片付けてずっとTwitterなどをしていました。

本当ならもう寝なくてはいけない時間なのですが色々としているうちにこんな時間になってしまいました。実家には10日程度居たのですが1ヶ月ぐらい居たような気持ちです。そしてまた2週間後ぐらいには戻るので札幌に来た感覚が薄いです。札幌にいる少しの間で片付けなければいけないこともたくさんあるので頑張ります。