@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

恐怖

いつも何かに漠然と抱いている感情。昔からまとわりついてくるもの。あって当たり前のもの。頭を蝕んで支配してくるもの。その二文字はここ最近こそ落ち着くことが増えたとは言えパニックになるほど頭を支配して思考を許さないこともあります。でもそれはあまりにも曖昧でこれのあの要素に恐怖しているという具体性を帯びていません。来るかもしれないあり得るかもしれない負の選択から掻き立てられる不安につられてやってくるもの、過去に起きた恐ろしいことが突然落ちてきてそこから煙が出るようにわきあがってくるもの、そんな感じです。

そんな私ですが先日人の発言が怖くて仕方なくなりました。その人は普段から良くしてくれる人でした。状況を端的に言えば異常を異常と認識できないあるいは異質な状態に酔い肯定を求めているように見受けました。私も一般・正常・普通などといわれるそれではないのでそこでの正解はわかりません。歪んだものが歪んだものを見て正常な判断をするのは難しいことだと思います。ただ決してその人の悪口を言いたいわけでも蔑みたいわけでもありません。個は尊重されるべきだと思っています。人は人の重ねてきた経験や価値観のもとに話しているのだから互いに価値の違いは生じても決して間違いではないと思うのです。なので私は人を嫌いになるということが殆どありません。

今回このように文字に起こしている理由としてただ個人の言動という特定の表現できる具体的な物に恐怖というあまり感じたことのないものを覚えてしまった自分に違和感を感じ、知らない処理の仕方に理解が追いつかずわからなくなってしまいました。ただ、私は頭がおかしいからごめんなさいというような収め方になってしまい、それは果たして正しかったのか、不完全燃焼のようなものを覚えています。時折突っかかるような違和感を覚えていたのでもしかしたらそれの正体なのかもしれませんが日記とは言え一定の人が見ている場所で個人を晒すに等しい行為はこれ以上は控えたいと思います。

強いて言うのなら私は変化に触れて変わってしまう、歪んでしまう可能性を見て恐れたのかもしれません。基本的に人間は安寧を求めると思います。変化は刺激でありとても力のいることです。そしてそれはプラスにもマイナスにも振られることがありある意味賭けだと思います。私は一人でいる時間で少しずつ積み重ねてきた正しいか正しくないかわからない何かに自我を見出し始めていました。そんな私にはカロリーの高い事象だったのかもしれません。

その状況下でまだ弱々しい己を守れる気がしなかった。何を求めているのか目に見えているシーンで芽生える抵抗を押し殺し理想のシチュエーションを差し出せる自信がなかった。笑顔を保てる自信がなかった。そうやって時折剥き出される醜い自分を見たくなかった。あえて正当な理由をつけるならきっとそんなところだと思います。なにも悪くなく、私が悪い。だから視界が歪んで、思考が蝕まれていったんだと。

人の善意をこうやって踏みにじっていることには本当に反省をしています。それを認められなかった自分も。ただその違和感が怖かった。霞んで見えるそれから逃げ出したくなってしまった。もしかしたらたったそれだけのことなのかもしれません。

 

とりあえずその話を残したかったので書いたわけですがついでに近状を書いておこうと思います。ここ最近はどんなに遅くに寝ても早くに寝ても4時~5時に起きてしまう現象がまた続いています。昼前には少し眠りを入れることが多いです。安静にする時間が多いので振れ幅もあまりないような感じがしますが食欲は相変わらずそこまでなく少しずつ暑くなっていく日々に少し嫌気を感じながらもどこか懐かしく思っています。去年の今日の日記を見たら丁度実家に戻っていた頃だったみたいですね。こうやって読み返すと思い出せること、忘れていた些細なことを知れる上に特に去年の7月はほぼ毎日しっかり書いていたこともあって毎日毎日がたしかに存在していたんだと実感させられます。まだ迷いと不安に満ち満ちていた頃。復職を大いに考えて与えられた2ヶ月間。まさかこんなことになるとは思ってもいなかったでしょう。限りなくストレスフリーな状況を1年。そうしてようやっと出来上がってきたという段階です。それだけ自分を削り続け、見ないふりをし続けていたんだと思います。いらない傷を負っていたんだと思います。忖度をしすぎ疑心暗鬼になりなにもできなくなり、唯一責め立てられる己を傷つけ続けた末路。私にはわかりませんでした。きっと今もわからないです。同じ場所に今の私が立ってもきっとどうしたらいいかわからないでしょう。

たった3ヶ月で何を言っているんだと言われると思います。私も思います。ただ1日1日と時間が経つごとに輝きが苦しみになり、あまりに重たくて、あまりにも苦しくなった。その感度が人よりも鋭くて何倍もダメージを受けやすかったんだと思います。専務が言っていたように私が弱い人間だったからかもしれません。誰かが3年ぐらいで感じるストレスを3ヶ月で吸収したのかもしれません。感じ方は人それぞれですがきっと私は過度に感情を汲み取りすぎた。会社を出て次の日朝起きるまでの間にろ過しきれないほど。それが毎日続いて溢れてしまった。こっちの表現のほうが近いかもしれません。

 

そう言えば今日の朝ドアに親指をぶつけて爪が剥がれました。かろうじて爪がつながってる状態で今も出血が続いています。皮膚も引っ張られて結構ひどい状況です。最寄りの病院は予約はできなかったので明日その次に近い病院に行ってみようと思います。様子を見ようと思っていましたが化膿するかもしれないらしいので取り急ぎ…爪先が剥がれることはたまにあったのですがなんというか肉のついている部分までしっかり持っていかれたのは初めてで驚いています。最初ドアをぶつけた痛みで痛みには気づかなかったのは不幸中の幸いでしたが出先から戻ってきて靴を脱いでみると絆創膏をしていたのに靴下の指先が血まみれになっていてことは重大かもしれないと少し慌てています。今日は暑かったのでシャワーに入りたいのですが大丈夫なんでしょうか。

 

とりあえず今日はこのへんで。また近い内に書きます。