@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

融解

なんなんだろうなあ、この時間は。と思いながら座っていました。その座るという行為すら私には疲れを覚えてしまいます。少し何かを食べ、飲んでは寝る。眠って起きてはあくびをしつづけてすこししゃべって、薬を飲んで寝る。先細りの時間を私はこうやって食い潰していく。やれることはあるはずなのに、やるべきことはあるはずなのに、誰も教えてくれないそれを私は成さなきゃいけなくて。結局空中に手を伸ばすだけになってしまっていました。

 

今日、日記を書こうか書かまいか悩んでいました。そんなエネルギーが今なかったからです。何もなさすぎて死ぬかなあと考えたくらいに何もなくて、何もできなくて。日が昇りきらない時間に起きてシャワーを浴びて二度寝をしたあと所用を済ませたのですがそこで何かがプツッと途切れたように何も考えられなくなったというか、消えたいなあという気持ちが凄くて。なんだかそれに懐かしさすら覚えました。今できる理想のために少しずつ削っていったものは削りすぎてまた歪になってしまったのかもしれません。

病院では調子が良くないです。動く元気がありません。余裕がありません。つらいです。と泣きじゃくりました。先生に詳しいことを言うと慰められました。優しく手を差し伸べられました。優しすぎて傷口に滲みました。調子のいいときもあったから働き口さえ見つかれば、っていうところだね。余裕がなくなってしまうのも仕方ないけれど私は応援していますよと優しい目で微笑んで下さりました。家の近くだからここの病院を紹介された、それだけですがこの先生にかかって本当に良かったと思いました。

 

とは言いながらも最近は笑うことも増えました。楽しいと思えることも増えました。頑張ろう、生きよう、どうにかしよう、そう思うことも増えました。お腹が痛くなるくらい笑うこともあります。それはもしかしたらマイナスを相殺したくて仕方ない、生きるための防衛本能なのかもしれません。

 

先日、お母さんの誕生日でおめでとうとメールしました。そしてごめんなさいと言いました。いつか恩返しできるように頑張るからと言いました。お母さんはまってるからねと絵文字をたくさんつけて返事をくれました。恩返し、できるんでしょうか。宛は全くありません。お母さんは70まではどうしても生きなきゃいけないからそれまでは待つからねと言っていました。10年弱です、その時がいい頃合いなのかもしれません。

 

人には優しい言葉というか、ポジティブなことを言えるのに自分にそれを向けることが相変わらずできずにいます。人が幸せなら自分の手元から離れてもいいと思っているので結果的に負債だけ残ることもありますが我慢すればいいだけだからと自分には適当になってしまうのは治らないんでしょうか。とある人の相談を聞いて我慢し合うんじゃなくて許し合えるようになりな、と言いました。私も私を許してあげるべきなんですよね。本当なら。ただ人に笑ってほしくてその人のために言っているので自分はとかそういうのはその時考えられません。そしてまた適当にやり過ごして自分を投げ捨ててしまうんです。

 

以前も書いたかもしれませんが実家に帰らないの?という問いをされます。丸腰になって帰れるほど私は落ちぶれていません。そして決まってそういうことを言うのは一人暮らし経験のない人たちなんです。経験のないことを理解しろとは言わないのですがここにある荷物の処分は?また一人暮らしをするとしたらその資金は?そもそも一人暮らしの下地を作ってくれたのは他でもない親で、そこに帰るなんてこと普通にできるほど私は終わってません。それなら一人の人間として尊厳を保ちながら死にます。実家に戻ったら親が喜ぶかもしれませんが私が毎日を生きていける自信がありません。もうそこから離れることはできなくなるでしょうから。ずっとスネをかじって、甘んじて、自立なんてしなくなるでしょう。

いってらっしゃいといろんなものとともに送り出してくれた親に対してそんな仕打ちをしたくないのです。親としては生きているだけでいいのかもしれませんがそうしていたら今度は動きなさいと、そして今度は働きなさいとそうなっていくのは見えていますしそれは然るべきものだと思います。本当にそう思ってたとしても結局そうなるのなら一人でやれるだけやってから散りたいと思うのです。そういうと生真面目だねと言われました。

やっぱり一人暮らしをしたことのある人と実家暮らしを続けてる人は見えてる世界が違うのだと思いました。悪いことではありません。ただ、見えている世界が違うんだと、当たり前の範囲が違うんだなと改めて痛感しました。

なんのリスクもなく帰れるのなら帰っているのかもしれませんけどね。実家にしばらく戻っててまた住んでた場所に戻ってきたって契約が切れていたらもうそこに居座れないですしまた契約するとしたらまとまったお金が必要で相応の家具が必要なわけで。…もう書くときりがないのでやめにします。

 

なんだかすごく疲れていて眠くて溶けてしまいたいです。でも今週末は新たに面接があります。ここがだめだったらいよいよ考えなきゃいけないなあなんて思いながら過ごしています。なんとなく食べ物の味が遠く感じました。やっぱり疲れてるのかもしれませんね、誤魔化すなり、休むなり、もう少し生きるためのエネルギー補給をしたいと思います。ただでさえ拙いのに久々で文脈がぐちゃぐちゃですね。申し訳ありません。また書きます。それでは。