@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

余剰

相変わらずなにもない日々をなにもないと感じながら過ごしています。朝早く起きて何かをして寝る。ベッドに入るとああ今日もなにも生み出せなかったなと若干の後悔を覚えながら眠剤に促されるままに眠ります。かといって目を覚ましてもなにかできるほどのエネルギーも思考も持っていなくただただ何もできないを感じる度合いが増していくばかりです。もしかしたら動けたのかもしれない、なにかできたかもしれない。そう思う頃にはもうベッドに居るのです。なのに1日はとても長く、私にとっての正解が出せないでいます。今までと同じ生活なのに今までのようなどこかやりきった、または疲れ切ったような感じはなく手を伸ばして何もない場所を探っているような感じです。秒針の音の間が重く感じます。いざ立ち上がると鉛のようにだるい体が重力に耐えきれずに椅子に座るかベッドに倒れ込むかしかできません。普段なら何も感じない空白を埋め合わせるようにまたテレビを付けていました。だからといってテレビを眺めるわけでもなくただうつむいています。

 

今日は早く起きれたわけではないのですが書留で会社から書類が来たのでそれで体を起こしました。ぐちゃぐちゃな髪を適当にまとめてドアを開けると名前を読み間違えられましたがそのまま判を押して受け取って顔を洗って歯を磨いて床に落ちている髪の毛を見て少し掃除機をかけました。朝ごはんにヨーグルトを食べた後ヤクルトをのみました。今日も時間を持て余すような感覚に苛まれながら1日を過ごしています。

 

4日、就労支援センターに行きました。久々だったので少し心配されながら今日は元気そうな顔をしていますねと言われました。退職願を出したことと、昨日の保険料の話などいろいろしました。最終的にどうするか決めましたか?といわれ傷病手当金をもらいきってから失業保険を受け取って、それで無理なら実家に戻ろうと、親にもそう言われましたのでそうしようと思いますと言いました。それでも送り出された以上札幌で頑張れるだけ頑張ってから戻りたいと思っているのでここを経由してインターンに行ったり色々できたらと思っていますと言いました。

すると私の担当をしてくれている方はそうやって自分のことを考えられているのはすごいことですよとおっしゃってくれました。また、親にそのように感謝している子供も今どき珍しいですとのことでした。親が払ってくれたラッキーぐらいに思う人たちがここの利用者の8割ぐらいを占めています。そのように考えられることは特別なことなんですよと笑っていました。その後も私を肯定しようとしてくれることを多く仰ってくれました。それでも私がまだ食欲がなかったり、動けない時間が多かったりする以上は積極的に仕事に向けて、というのはまだ早いのでは…と前と同じようなことを言われました。そうですよね、といった上でまた今月中に顔を出してもいいですか?と言いました。もちろん好きなだけ来てください、私ももっとあなたのことが知りたいですから。と言っていました。ただ最近は予約が取れにくいので今とっちゃったほうがいいかもしれません。と言われたのでその日のうちに予約を取りました。

というのも最近無職がどうだの引きこもりがどうだのという報道のせいで引きこもりの子を抱えている親からの相談が殺到しているらしいです。そういう影響されやすい人たちのせいで本来余裕があるものも息苦しく感じてしまうのは世知辛さを感じてしまいます。しかし私は私のペースでやっていこうと決めたのであまり振り回されずに頑張るつもりです。

 

最近すぐれない天気が続いているからか余計体が重く感じてしまいます。こういうとき、平日の昼前ぐらいにNHKとかを見ると学校を休んだときのような気分になります。小さい時は学校を休みがちだったので懐かしいです。最近のテレビはあまり好きではないので見ていなかったのですがただでさえ世間に置いていかれがちなので垂れ流しを少しは意識して見るようにするだけでも違うと思うので気をつけてみようかなとは思います。

まだ昼過ぎですが今日はこのへんで。やれることを見つけて少しでもマシな日を増やしていこうと思います。