僥倖

ジグソーパズルがどこにはまるのかわかってそこから連鎖的につなげて行くことができるような、そんな錯覚に陥っています。物事がうまくいく、というのはこういうコトなんでしょうか。

間が悪い、下手くそ、不器用、無駄遣い、そんな負の才能がピカイチな自分がこんなにも恵まれていいのか？やはり終わりへの加速に伴うエネルギーの消化が進んでいるのでは？運がいいとか幸せを素直に受け取れない自分がいます。それには裏がある、とはいわなくとも相応の対価が奪われる未来が来るような気がして仕方ないです。

前回の備忘録、53円になっちゃったどうしよう～！？で終わっていましたがまるで途上国が支援されるが如くいろんな方が色んな方法で支援をしようとしてくれたりできることはあるかと聞いてくるのです。なぜこんなことしてくれるんだろう…と思ってしまいました(嬉しいという前提で)。前、冬に食べることが難しくなっている自分に食べれそうなものを送ってくれた人が何人かいたという状況を思い出しました。少しでもいいから食べて、栄養とって。要は生存してくれということで、今よりも暗がりを過ごしていたので今以上に不思議でした。何もしていないのに、何もできないのになぜそれを望むのだろうか。みたいな。今も少なからずあるんですけど体重もゴリゴリ落ちて撹乱していくような感覚に蝕まれてそれでもどうにか生活？生活っぽいことをしていました。

そういう他人からのアプローチという幸運もありましたがなにか食べるものはないか、使えるものはないか部屋の中を物色していて引っ越してきたばかりなんだからそんな見知らぬものなんてあるわけないのにと思っていたのですが何となくそのままつめた箱の中にキレイにファイリングされた旧札1000円(夏目漱石です)が出てきてなんでファイリングしているんだ？と思ったのですが思いつかなかったので使いました。きっとなんか思い出があったと思うんですが全く検討がつかず。

みつけたのが朝方だったのですがその勢いで外に出てコンビニに行ったら会計機で受け付けてくれなく店員が新札と交換してくれました。偽札と勘違いされる、なんて例もあるみたいなのでそういうトラブルがなくてよかったです。それでその時どうしても食べたかったラムネを3つ買ってあと印刷物をいくつか刷って残りが300円になって部屋に戻りました。最近頭が痛いときラムネを食べたら鎮痛剤より効くときがあります。栄養が足りないんだと言われましたがそれは昔からなので謎です。

朝方そのまま部屋の捜索を続けながら掃除をしながらだったのですがいかんせん外が晴れていても日光と風が入ってこない。一階なのでそりゃそうなんですが前が最上階で真っ白い窓も大きく3方向ある部屋だったので当然のように日光を浴びていたのが自分から日光を浴びに行かねばならない。体力が少しずつついてきているので自分の体はいいにして部屋の空気がこもる。すこし隣人の様子を見てみるとドアを全開にしている日とかあるんですよね。驚くほど治安いいですね。私もそれにかこつけてドアを全開にしながらドア側の窓を拭きました。その掃除のときにやたら玄関がボロく見える理由は表札が取れかけてるからだと気づいて外して洗いました。

表札を洗うって聞いたことないんですが…洗ったことありますか？ボロボロの両面テープを剥がして風呂場で洗ったら表札なのに泥みたいな汚れが出てきて1ヶ月これで過ごしてたのが無理でした。なんかそれぞれ部屋主の好みの場所に置いてるっぽかったので内側からとりあえずガムテープで仮止めしておきました。あと外側に残った汚れとかは洗剤をかけてブラシで擦っておきました。随分マシになったと思います。

そんなことをして昼寝でもしようかと思っていたらまた幸運なことにポストに入っていた封筒を開けてみたらギフト券が3000円分入っていました。なぜ？何？なんで今？みられているのか？と被害妄想が始まりましたが一旦冷静になって書いてあった電話番号に電話をしてみたらちょうど引っ越しの契約をしたときにキャンペーンをしていてそのプレゼントなんだそうです。いつ来るとかそもそもそのキャンペーン自体契約時話してなかったような気がしますがどちらにせよよりにもよって今それが来るというのは都合が良すぎませんか？人がそれになってたら自演乙と言っているかもしれません。

なんというか、サプライズにかわいいリアクションができないタイプです。たじろいで逃げようとするか立ち尽くしてしまいます。いいことは私に起きてはいけない、そういう先入観があるのかもしれません。つけあがると決まって痛い目を見てきたからもう傷つきたくないから上下のない選択をする。いかんせん馬鹿正直なせいで見て見ぬ振りというのができんのです。そして生真面目に咀嚼して深堀りしてしまって眠れない。バカだな～って感じです。

そんな幸運がひとつふたつと続いたおかげでどうにか人らしい生活が保持できています。代わりに棚は空になって越してきたときにわずかばかり持ってきた保存食はなくなりました。それもまた前の部屋から離れなさいということなのかと思いながら美味しく食べました。

洗顔料もなく数日ボディソープを使って顔を洗ったり歯ブラシも少しくたびれた物をつかって磨いている感じがしない状態を続けている感じでしたが今日まずそれを買わねばと思い洗顔料と歯ブラシとパックを買って買い物も電卓で計算しながら券をオーバーしないように損が少ないようにしていました。ケチ臭くて嫌だなあと思いましたがいかんせんケチにならざるを得ない。は～～～と思いながら買い物を終えて帰る頃にはやたらとクタクタになっていました。荷解きをしてすぐ横になって寝てしまいました。眠剤なしで眠れるときはたいていHPが赤ゲージなのです。目を見開いているか意識が飛ぶかのどっちかしかできない。起きてからシャワーを浴びて薬を塗って久々にパソコンを開きました。少しディスプレイの黒い部分が増えました。いつ使えなくなるんでしょう。はよ替えろって話なので安いのでも買おうかなと思います。

そういえば、帰り道にある公園に誰もいなかったのでブランコに座ってみました。それをこいだら楽しかったのでぼけーっと過ごしてみたら意外と太ももとか背中が痛くて体にいいんだな～って思いながらちょっと勢いよくこいでは足をとめて目の前の木の葉の形をみたりとかしてました。たまに散歩してるひととか同世代の人とかが通りすがるんですがおかしい人だと写っているんだろうなと思いながら気にせずにいました。その時は気にせずにいられました。割と近くにあるのでまた人がいなかったら行こうかなと思います。そうじゃなくてもベンチに座ってるだけでも陽がちょうどよく入っていい場所でした。そういうときに限って本を持っていないんですよね。持ち歩いているときはだいたい読めないまま家につく。こういうのは自分らしさを思い出します。

気づいたら6月も終わりそうです。体験したことのない1ヶ月でした。部屋がどんどん様変わりしていくのです。物が多いのはあまり好まない、生活感が出るのは好きじゃないのです意図的に部屋を飾るのは楽しいです。収納も白黒から透明なものが増えました。あといらないと思ったものは意外と捨てる前に簡単に売れる時代になっているらしいこと、それについて行けるようになっていることに驚きました。

好きな作品の映画を見て親知らずを抜いて肌の治療も再開してこの場所で生活するために活性化してるようです。なんか普通に人をやってるな～って思いますがその分突然来る発作とかに対処するのが遅くなったりもしています。あと頭痛もなにしててもついてきます。寝汗はほとんどなくなりました。これは本当に嬉しいです。漢方はあまりいい思い出がないので久々に当たりを引けました。

ふとしたタイミングで思いついたことを投げてみたら解釈が一致していると反応してもらえてすごく嬉しかったです。最近はなかなか文字に起こすことが難しく、今書いてるのもまどろっこしいんですが頑張ろうと思いました。Twitterでの自分が器用貧乏すぎるんですがまあ言いたいことたくさん言うのは変わらんと思います。そういえば@yuing__丸10年使っているらしいです。ネトストされたのが理由で取り急ぎで作ったアカウントがここまで来るなんて思いもしませんでした。Twitter自体はもう12年？とかですかね。はあ…まあ時は過ぎるのでどうしようもないです

それはそれとして自分のことを頑張っていると人様と交流することがおざなりになりがちなので努力したいです。良いという状況はあくまで奇跡的なものだと思うので舞い上がらずにできるときにできることをやって、できるだけ良いことを言語化するようにただでさえ負の感情まみれなので人のそういうのに感化されないように気をつけたいなと。

改まってなんですが本当に私がもう無理かもってときに手を差し伸べてくださった人とか気を使ってくださっている人とか認知してくださっている人とかありがとうございます。感謝しきれないです。真面目に"まずい"と思った状況で声かけてくれるだけでも救われました。ひとまず今月乗り切れたらいつもどおりに戻れるはずです。期待に応えれるかはわからんですがくたばるまで必死こいて生きるのでよろしくおねがいします。寝ます。