@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

上書き

はてログ久々すぎてびっくりしてしまった。お久しぶりです。ツイッターでは割と元気だったりしましたが文字を書かない日というのはよっぽど疲れ果てたとき以外はなかったように思います。

お休みする!って言ってから今日に至るまでに引っ越しというビッグイベントがあったのですがその前に所謂「なぞのばしょ」にテレポートした話をしておきたいと思います。

平たく言えば眠剤を多めに飲んだら夢遊症がでてしまった、に尽きるのですがじゃあなんで眠剤を多めに飲んだ?というとその直前ハチャメチャに狂っていて孤独の再確認というか、誰も自分なんて見ちゃいねえんだという絶望感が凄まじく死んでしまったほうがいいのでは?というぐらいに参ってたのまでは覚えています。それで眠剤飲むだけ飲んで泥のように眠ってしまおう!ってなったのが最後でした。お外にでて野垂れ死ぬ状態になっていたのを運ばれてしまいました。わがままを言って早く退院させてもらいましたが結構怒られました。それはそう。

しかしその帰った日からの日々が恐ろしく鮮やかで未だに世界線ずれたんじゃないか?と思っているのですが食べ物の味が美味しく、外は色鮮やかで自分の散々伸ばしてきた髪の毛が煩わしくなり唐突に切りに行くなど今まででは考えられない奇行が見られました。あと、その日から学びをしなければならないという使命感を感じる事が増え、多くの人にコミュニケーションを取りに行くことに積極的になっていました。

 

死ぬ前の最後のあがきなのかなんなのか、そのエネルギーに押されるままに引越し準備をちまちまと進めていました。どうやって引っ越してきたんだろう?というぐらい引っ越し作業は面倒でした。引っ越してきてから一ミリも使っていないものだとか逆に7年間ずっと使ってきたものだとかたくさんありました、この部屋でベッドの上で殆どを過ごした私には多すぎる荷物でした。たくさんたくさん捨てて、それでもとっておきたいなというものだけを箱に詰めていました。

引っ越しの日はオールで朝を迎えました。最後の朝日、最後の青空だなあと思いながら布団を包んで人をまって、内見以来の新居に行きました。

何故か隣の部屋も向かいの部屋もドアが全開でした。日向ぼっこをしていたらしいご高齢の方にはご挨拶できました。隣の人はどんな人なのか結局わからずじまいでした。

思ったよりものどかで静かな場所で落ち着きました。荷物を運んでもらったとき洗濯機の場所だけ悩みましたがどうせ料理には専念しないのでキッチンを潰してシンクの前においてもらいました。それ以外は満足です。適当においてもらった箱、棚をほとぼりが冷める前にすべて整えねばならんと思いました。1日半ぐらいで終えました。今までで1番まとまりが良く、すべての持ち物がそこにあるべくために存在しているようでした。完璧だな、とここで生活するのだと手続きをすすめながら少しずつ実感を身につけていきました。

15日に旧居の引き渡しもオールでした。なんだか寝付きが浅い。早めに旧居に行って真っ白できれいな部屋を少なからず拭いて横になって待っていました。クローゼットに謎の色素汚れがついていた以外は問題はなく鍵を引き渡していよいよここに戻ることがなくなったななんて思いながらあとにしました。最後に最寄りスーパーで買い物して帰ろうと思ったけれど立ち止まってやめよう。となり地下鉄に乗って新居に戻りふとリスタートをしたい、と思い直しました。

色んな人と話したり、私のエゴですが声をかけたり色々してみました。今までじゃありえないことです。流され流されでやってきた私が両足で立って外を見てやろうという気概が出てきたんです。

いろんな学びだとか振り返りだとか自己を色々見直そうと少しずつあがきを見せています。睡眠薬が全く効かないもんで仕方ないので部屋をキレイにしたりこれからしたいことを考えたりぐるぐる考えていました。

カーテンの長さは155cm、自分の身長とほぼ同じ。まだ残る「他人臭」、リビングに行くときに上に引っ張られそうになる(つま先立ちになる)感覚、髪がまた煩わしく思えて、引き渡しの帰り道にまた短くしました。髪を切ればなにか変わるのではと願っている私がいるんでしょう。はねるようにはなりましたがまとめる必要が減ったのは良いと思います。あとは臭いをどう対処するか。祖母の家を思い出すような、サウナに入ったときの空気のような、なんとも言えない雰囲気。それを感じるたびに嫌、というよりは行き着くところに行き着いたなと言う感覚が強いです。

(賃貸の部屋がどうなるかは別として)引っ越す部屋は大きめの棺桶だと思っているところがあります。明日死んだときにそれは自分が生活していた証になる、そこに残された書きかけのメモや洗濯の山、キレイに並べた書類なんかも含めて棺桶のようで。その部屋が一望できるようになったシンプルな新居はまとまりが良いと同時にコレっきりだという感覚にもさせてきます。

外に出るとメガネを外していても真新しいものばかりだから情報過多でめまいを起こしてしまいました。引っ越しはストレスが多くかかりますね。これから開拓作業も進めないとなあと思っています。あと想像以上に目が悪くなっていてびっくりしたのでいい加減メガネ常備すべきかもしれないです。コンタクトは調節ができないので前向きではないのですがメガネをつけている自分も大概嫌いなので困っています。

 

上書き作業、他人の部屋ではなく自分の部屋であるという確信を持つ作業。どうしようかと思いながらも麻雀をしながらウトウトと寝落ちしてしまいました。引っ越してきてからろくに寝ていなかったので疲れがたったんだとおもいます。

時折目覚めというか、起きようと思えば起きれる感覚はありました。でも目が疲れる、目を開きたくないという気持ちがまた眠りを誘いました。毛布は2回かえました。自立神経の乱れ、気圧による体調不良で寝汗が尋常じゃなくなっており、ぼけっと水をあびた気もします。あまり覚えていないのです。そうして大凡を眠ることに費やしていたら26時間ほど経っていたらしいのです。そのあとトイレにいったあと、脱力してしまい眠ったのか、目が冷めたら扉の前で眠っていました。バケツを枕にして、バケツはひび割れていたこと、そもそも暗く、狭い場所で横になっていることの現状が理解できずわたわたしてしまいました。また夢遊症がでてしまったのでしょうか。

恐ろしくなってその日は外にでれないまま昼過ぎに眠り気づいたら今日の夕方になっていました。眠りすぎたからかくたくたになっていましたし、脱水症状かフラッフラになっていた。お湯をあびたら少しスッキリしてやっと日記の一つでもと思い書いたのですが久々だからかまとまりがつかずにいます。手書きの日記は日々書いてはいましたが文字を打つ事に関するブランクは思っていたよりも大きい気がします。

2ヶ月以上書いていなかったかと思いますが定期的にアクセスが有り驚きました。しっかり開いたの自体が久々だったので事後報告になりますがありがとうございます。毎日更新するかとかどんな感じになるかとか方向性は不明なんですが色々がんばります。

 

外に出ることには積極的になっていて眠り続けていたとき以外は外に出ています。明日はとりあえず役所の手続きを済ませて書面上の引っ越しも終えて一段落したいです。とりあえずそんな感じでまた私の日記を見てくれたら非常に嬉しいです。終わり。