@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

お金に支配されたこの世界ではお金の有無というのは人の心の余裕に直結しています。何かあればそれで解決すればいいという逃げ道があるからです。私はなんだかんだそうやってどうにかしてもらえてきた。どうにかしてきた。けれどそれにも限度があって、私がよくても誰かにしわ寄せが行っていることも重々承知しているのです。

 

ポストをみたら薄い封筒が入っていました。それで全てを察しました。ああ不採用だったんだなあと。公務員試験で最終試験を落とされまくったときを思い出しました。合格したときは封筒は決まって分厚いんですよ。それかすぐ電話で次の試験だか面接の案内をされます。不合格のときは薄っぺらい不本意ながらあーだこーだと綴られた紙が1枚あるだけなのです。不採用の要因はいくつも挙げられます。納得は行きます。下手に通ってミスマッチするよりよっぽどマシだと思っています。

ただ、私の中で焦りが尋常なく沸き立ってきました。これからまた求人を探すとなったら2月には働き始められない?ということは2月の収入源はどこ?家賃は?光熱費は?働き始めたとしても大体は3月に入ってくるから2月を生きていけないということに危機感を覚えました。最初は笑っていましたがだんだんと涙がボロボロこぼれ落ちてきました。まずは一緒に面接に行った人に電話をしました。驚いた様子でしたがまた頑張りましょうと言ってくださいました。ハロワの担当者と日程を調整しておきますと行ってくれたので本当に助かりました。

その後にお母さんに電話をしました。色々話しているうちに2月どうするの、と言われました。もうどうすることもできないから死ぬしかないと思う。と言いました。泣きじゃくっていました。鼻水がたれて足が涙と鼻水でびちゃびちゃになっていました。でも、それぐらい私は本気でした、死ぬしかないと。生きる価値なんてどこにもないと本気で思っていました。ベッドの上で喚き散らしながらごめんなさいと言い続けました。今思うと最低なことを言ってしまったと思いました。同時に私のメンタルはまだまだ回復してないんだと実感しました。余裕がなくなるとパニックになってしまう、衝動的に死に走っていこうとしてしてしまう。止まらない涙と嗚咽はお母さんを黙らせてしまい、妙な空気が流れていました。それでも様々な荒波を超えてきたお母さんは冷静でした。

家賃はさすがに無理だけど光熱費と食費ぐらいなら送れるから。いくらいるの。といってきていつもつかってる金額を言いました。家賃は管理会社にいって分割できるかどうか聞いてみなさいと言われました。お母さんもお父さんも苦しい中働いて手に入れたお金を何もしないグズな私の元に送ろうとしている、その事実がどうしようもなく虚しくて、おろかで、死んでしまいたかったのです。6月の退職のときにお金を払ってもらったときと同じ状況ですが今回は色々と状況が違うのはわかっていました。だからお母さんも生活のこと考えているのを知ってるから、だから、こんな事言いたくなかったと吐露しました。私は無職で病気持ち。どこもお金なんて貸してくれません。お母さんもそれはそうだね、うちでどうにかするしかないね。と言いました。お母さんは頑なに自己破産を否定しそれだけはやめなさいと言っていたのできっと何かあるんだと思います。結局来月の半ばに10万ほど送ってもらうことになりました。

 

なんて無力なんだろうと思いました。どうやって死ぬか、どこで死ぬか、なにを用意するか、色々考えていました。たくさん薬は残っているのでそれを飲んだあと深く手首をきって温かい湯船に片手を入れて蛇口の当たりに丈夫なヒモかなにかをしっかりかけてそのまま眠りにつこうと思っていました。いつも生活している裏ではそうやってそうすればいいから、と思っている自分がいました。もう周りがどうこうとか考えられなくなっていました。迷惑を掛けるだけの存在だという認識だけが全身を駆け巡り私を刺してきました。生きる価値がないとか死んだほうがいいとかそういうふうに思わなくていいから、とお母さんは言いましたが私にはそれしかないと思わざるを得ませんでした。

普段使っている口座の残高は元々僅かなものです、前使っていた口座も大した額は入っていません。お金がないと人間はこうやって足元をすくわれるんだと思いました。世の中には色々あの手この手をつかって頑張っている人もいますがそのエネルギーが途切れてしまいました。身辺整理だとか遺書を書き直すことだとかそっちにばかり意識が行ってしまいます。

年始めにわずかながらもらったお金で今は食いつないでいます。少食で本当に良かったと思います。幸いお米もあります。なのでどうにかなるとは思います。ただ、そういう生活がいつまでもつか、この部屋にいつまでいられるか、わからないです。そろそろプロバイダの更新で2年分まとめて払うため数万請求されるはずですし無駄遣いはできない状況です。ちょっと間があけばお金のことばかり考える人になってしまいそうです。本当にイヤですね。余裕がない人はこうやって視野が狭まっていくんだと痛感しています。

 

今が3回目の底だと思っています。本当に死んでやろう、と思ったときが私にとっての底です。2月中に働きはじめられなかったら私は死ぬと思います。方法は先の通りかもしれませんが違うかもしれません。それまでになにかキラメキを見つけられればいいのですが。私は死に向かって走っています。かつてよりも早く、勢いよく。1年前に書いた遺書も書き直している最中です。いらないものも捨てておこうと思います。

死にたい、という言葉は大嫌いなのですが死んでしまったほうがマシだという気持ちばかりで本当に苦しいです。無理やり笑って笑える事象にしていますが今も泣き出しそうなくらい苦しくて、大学まで出してもらったのに惨めで惨めで仕方ない存在なんだと壁に頭を打ち付けてここが現実だと思い知らされて辛くなってうずくまって横になることしかできませんでした。

14日に病院にいった際も調子が悪くなっているみたいだねとお医者さんに言われ薬の調整をしたためおそらくそれも相まって最悪な反応になってしまったんだと思います。

それでも生きてほしいと言ってくれる人がいます。嬉しいですがそういう人に限って何もしてくれないものなのです。ノウハウも知恵も授けてくれなくただ生きてほしいと言うだけなのです。悪口ではなく、今までそうやって言われ続けたからそういうふうにしか捉えられないのです。同情するなら金をくれという言葉をそのまま引用したいぐらいです。

ただ、なんだか社会福祉協議会というところがどうにかしてくれる可能性があるみたいなので顔を出してみようと思います。

あと話は戻りますが家賃も分割で払うことができるみたいで、電話の終わり際に就活頑張ってくださいねと優しい声でいってくださいました。良心的な管理会社のところでよかったなと思い思わず電話越しで泣きそうになってしまいました。

 

生きる道はまだある、勝手にそれを閉じようとしているだけなのかもしれません。それでも私は底に手が届いています。本当に考えています。私はもしかしたら桜が舞う春を、青々とした空、草木の光り輝く夏を感じないまま終わるかもしれません。今話題になっているオリンピックも見ないまま終わるかもしれません。それでもいいかと思っていたりします。なけなしの金で実家に帰って、日常を満喫して死ぬのもありかななんて思ったりしています。どうなるかはわかりません。でももがくだけもがきます。それでだめだったら…もしそうなっちゃったらごめんなさい。まあその自決すら失敗するかもしれないですけどね。