@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

2018年12月6日の話

今日、病院に行ってから就労支援センターに行こうと思ったのですがアラームに気づいたあと二度寝をしてしまって病院に行くことが出来ませんでした。午後もやっていれば行けたのですが今日に限って午前までだったので仕方ないと思いつつまっすぐ就労支援センターに向かいました。

ちょっとわかりにくい構造をしていて2階を指定されていたのですが2階の行き方がわからず1階でどうやって行けばいいのかを伺いました。

指定されたと思われる場所に恐る恐る入ると女性が優しい表情で対応してくださいました。座って待っていてくださいと言われて椅子とテーブルだらけの空間の適当な椅子に座りました。その部屋はポップな飾り付けが施されていました。クリスマスツリーもあってクリスマスが近いことを思い出しました。少し遠くから面談と思われるやり取りの音が微かに聞こえながら15分ぐらい待っていたと思います。その中でいろいろと考えていました。緊張と安堵が入り混じった気持ち悪い感情がありました。窓の先には人気のなさそうなビルがありました。目の前には開けっ放しの真っ暗な会議室がありました。清掃の人が優しい笑顔で挨拶をしてくれました。

こんにちは、とスーツを来た40代ぐらいの女性が私に近づいてきました。私はすぐ立ち上がって反射的に挨拶をしました。名前を確認されて、挨拶をされてよろしくおねがいしますと返したあと見ていた真っ暗な会議室に案内されて就労支援センターの案内やシステムなどの説明をされました。週1でカウンセリングを行っていたりストレスケアの方法のセミナーを行っていたり、コミュニケーションの場を設けたりしているんだそうです。

一連の説明をされたあと登録のために必要なものを書いてください、10分後に伺いますと言われていなくなったあとに名前や住所などを書きました。緊急連絡先はお父さんの名前を書こうと思ったのですがお母さんのほうがすぐ電話に出れると判断してお母さんの名前と番号を書きました。どのようにしてここを知りましたか?という項目に勤務先から、という選択肢がなくその他にチェックを付けて勤務先からの紹介と書きました。

すぐ書き終わったので渡された紙を見ました。レクリエーションなどをやっているということが書いていました。レクリエーション、苦手なんだけどなあと思いながら見ていました。

少しすると女性が戻ってきました。早いですねと言っていましたがここに来る人はそんなにゆっくり書くんでしょうか。それとも私ががさつなだけかもしれません。

面談が始まるにあたって私は専務からどのように伺っているのかを聞きました。専務は私という人間と面談していただきたい、今は休職をしていて自分と月1程度で面談をしているということだけを教えていただいているとのことでした。逆に言えば休職中でもこの施設を利用していいということだと思い安心しました。

女性にどうして休職にいたったか話せる範囲でいいので話してくださいと言われて私は思っていることをすべて言いました。それはわがままだったり思い込みも入っていたかもしれません。それでも思っていることなので言いました。上司と反りが合わなかったこと、上司と事務の先輩の言っていることが真逆で板挟みになったこと、オフィスで泣いてしまったこと、会議室で上司と事務の先輩に丸め込まれたこと、あくまで相性が悪かっただけで上司が一概に悪いわけではないと思うこと、専務は上司との相性を含めて私のことを理解してくれているということ、どういうプロセスをたどるにしろやめるという形を取ることはなんとなく決まっていることなどを話しました。

私は昔の名残から人と目を合わせるのがちょっと苦手なのですがその女性とは自然と目を合わせられました。それだけ多くの人と会話をしてきたからこそなのかなあと思いながら安心感に包まれました。

女性は辛かったですね。よくここまでちゃんと来てくれて、そこまで話してくださいました。ここに集まる人達は引きこもりだったとか学校を中退してしまっただとか人とのコミュニケーションが苦手で言葉が出てこない人がいるだとかあなたのように鬱になってしまった方が集まる場所です。最初は警戒して話をしてくれない人もいるのですが少し安心しました。就労に至るまでにいくつかのステップを踏むのですがあなたはいくつか飛ばしても大丈夫だと私は思っています。と笑顔で言ってくれました。ちょっと嬉しかったです。

他にバイト経験だったり自分の性格のこと、親の理解度、休職はいつまでなのか、今はどう過ごしているのか、就活はしているのか、これからどうしていくかなどの話をしました。結果としては休職はもう少し伸ばしたほうがいいということでした。というのもこれから年末に向けて企業は求人をどんどん締め切ってしまうので今から動くのは愚策なのだそうです。そして求人が増えてくるのがだいたい3月頃。年度が変わる頃に就活を始めるのがおすすめですし動きやすいと思いますよ。と言われました。プロセスを一緒に考えてくれる人がいるのはありがたいなと思いました。まだ診断書をもらっていないので絶対とは言えませんがもらってきたらそういう方向で行けたらいいなと思いますと答えて今日は終わりました。面談は1時間半ぐらいでした。次回からは45分程度を考えてくださればというふうに言われました。

帰り際、女性に専務さんが理解のある方で本当に良かったですね。それに親御さんもとても優しい人みたいですしお友達も優しそうな人たちばかりで。人に恵まれていますね。それはあなたという人柄あってこそです。自信を持ってくださいね。と微笑んでいました。

私という人柄で周りの人の優しい側面にふれることが出来ているというのは指摘されたことがありませんでした。確かに最近人に恵まれていると思う機会がとてもありました。ただ、それはその人の器の大きさ故の慈悲とかそういうのもあるのかなと思っていました。私だから、という可能性を考えたことがありませんでした。嬉しかったです。

そして最後にまずは休む。休むことに専念してください。気張らないで、休むことは悪いことではないんですよ。といってくださりそこで解散となりました。しばらくは月1程度で支援センターには顔を出すことになると思いますがとても暖かくて、優しい場所だったので安心しました。よかったです。

 

体調面はあんまり芳しく無くて今日も1回嘔吐しました。最近胃がキリキリします。逆流性胃腸炎とかになったらいやですね。眠れないということは減ったのですが薬がなくなるので明日絶対に病院にいきます。

自分なりに少しずつ前に向かっていけてるのかなと思える日でした。頑張りすぎず生きようと思います。まずは休みます。