@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

2018年8月28日の話

昨日のことを書いていこうと思います。昨日は一応専務に会って診断書を渡す日でもあったので書くべきだったのですが相当な分量になるのはわかっていたので今日書こうと思っていました。多分長いと思います。

 

昨日は専務に会うために早起きをしました。久々に目覚まし時計をかけて眠りましたが起きてから何を話そう、どんな表情をしたら良いんだろう、そんな不安がいっぱいでずっと手が震えていました。頓服薬も何錠飲んだかわかりません。

約束の時間になって専務から電話が来て驚きすぎてそのまま倒れそうになりました。付く前に連絡するとのことでしたがすでに家の前に来ていたらしくそのまま面会となりました。

その後調子はどうだと聞かれたので少しよくはなってきましたがやっぱり復職となるとまだまだといったところですと返すとそうか、まあ電話越しでもそんな感じはしてたと言われて全部お見通しなんだなと思いながら色々と話しました。

正直何かを具体的に考えるに至れていませんということを言いました。そうすると専務はまあ俺はそういうの経験したことがないからわからないけどお前が仮に戻ってくるとしたときに周りがああ戻ってきたんだなあぐらいでなんとも思って無くても目線や態度や声一つ一つがしかもお前には同期が居るからそれすべてがプレッシャーを与えているように感じてしまうフシがあるんだと思うと言われました。そのとおりで、私は同じところに戻ったとして一番近かった上司と先輩は取り戻すように私を急かすと思います。そして私はまた萎縮してしまうことぐらいは容易に想像できました。

そして、お前にとって敵と言っても良い二人(上司と先輩)は会社的に取り除く事はできない。お前を別の人の下に置くことはできてもやっぱり視界には入ってくるし関わることも当然でてくるから戻ってくるならそこらへんの覚悟は必要だと思うと言われました。続けてまだ基礎ができあがってないからこそそれを売りにして転職活動をしてもいいと思うと以前も言われたことを言われました。

上の立場の人間としては言っちゃいけないことだっていうのはわかるけど前も言ったとおりお前の人生、一度きりの人生なんだからずっとずっとうちの会社に苦しめられる必要はないんだよと、俺から言えることといえばどこに行っても変な人間はいる。今回は病んじゃったけど次は教えてもらえないじゃなくてじゃあどうアプローチしていけば良いのかっていういい経験になったと思うしかないと言われました。

その声や視線は子供を見守る親のようで優しくて、泣きそうになってしまいました。私は会社にそうやってちゃんと理解を示そうとしてくださる方が1人でもいた事が嬉しくて仕方ないです。もっと怒られたりすると思っていたので…とこぼしてしまいました。するとみんな考えはするんじゃない?ただそれをふーんと受け流す人が多かったってだけな気がするよと言っていました。先輩はそんな事言われたって私だって泣きたいですよと激怒したり上司は挫折したことないんでしょ?と言ってきたりとそういう風に感じない事が多かったのですがどうなんでしょうね。

その他少し話をしてから上司に診断書のことを言いました。色々と先生と話して年内様子を見てみたらどうだいと言われたこと、これ以上会社には診断書を出すつもりはないこと(休職を伸ばさないという意味で)、またご迷惑をおかけしますという謝罪をしました。そうすると本当はだめなんだろうけど、と前置きした後に専務が休職中に仕事探せるようなら少し見てみても良いんじゃないか?それで見つかったとしてやめるときも他に見つかったので、じゃ筋が通らないから良くならないので。って言ってやめてさ、再スタート切ったら良いと思う。そこらへんなんか言われたら俺はうまいこと言っておくからさ。そうなったら俺らだけの秘密だぞ?と笑っていっていました。親にも同じようなことを言われましたがそんなことを部署を仕切っている専務にそんなことを言われるとは思わず驚きました。そうできるように頑張りたいと思いますというのが精一杯でした。

正直8:2、いや9:1ぐらいでやめる方向でしょ?と言われました。いや、戻ってくるならウェルカムなんだよ?と付け加えていましたがこんな話をされた後にそんな質問をするのは暗にやめるならさっさと決めてくれだの邪魔だのそういう気持ちもあったと思います。

私は戻りたい気持ちも確かにありますがどんなに他が良くても私にとっては2人の存在が大きくて、恐怖する気がするんです。先のプレッシャーどうこうはそのとおりです。なので他で再スタートするほうがきっと良いと思います。まだちゃんと考えられませんが親にも先生にもそのようなことを勧められて会社への確固たる執着心もない以上きっとそれが最適解だと思いますと言いました。

そう思うならそれは全然いいんだよ。何も悪いことじゃない。だけど休職って言うことは籍が残るから月1ぐらいでこうやって進捗を聞きたいなっていうのが正直なところだけどそれでもいいかな?と聞かれもちろんです。ありがとうございます。と答えました。そして診断書を渡し、専務とのやり取りは終わりました。たった15分程度の面談でした。

概ね以前と変わりないかもしれませんが冷静に考えると専務は転職経験のない人です。そんな人がそういってくださるのはすごいなと思いました。大体経験のない方はどこに行ったって同じだというものらしいですし、先輩もそういう風に専務に言われたと以前に聞きました。その間に専務に考えが変わったのか、先輩に問題があるのか、会議室で話をしたが故かはしりませんが昨日向けられたあの眼差しは見覚えのある我が子を見るような目でした。

自分の1番幸せになれる選択肢を選んでほしい。肩書にとらわれずにそういうことを私に言ってくださるのは車の中という他の目がない中での会話だったからなのか本当に人生を考えてくださってくれているからなのか。本心はわかりませんが私にとってはそういう言葉を会社の人がかけてくださったそれが嬉しいことで、感謝するしかないです。

そういうプラスの気持ちで満ちていたはずなのに専務を見送った直後体感としては5分ぐらいそこに立ち尽くしていたような気がします。これからどうしよう。考えられないのに無理に考えようとしている自分がいました。どうしようもないので近くのコンビニに行って振込とちょっと買い物をして家に戻りました。行きは若干雨が降っていましたが帰りは青空が見えていました。疲労感がすごくどこにも行く気になれず家に帰って買った昼ごはんを済ませた後ボーッとしていました。

 

左手が震えて怖いという気持ちが凄く、体が重く頓服薬をまた飲みました。舌下剤にも随分慣れてきました。いい加減今後のことを考えなくてはと思いながらも目の前の恐怖感を拭うためにまた部屋をキレイにしました。服をたくさん捨てました。靴もたくさん捨てました。ちょっと前まで必要だった気がするものが全部不必要に見えてそういった物はすべて袋に詰めました。30Lの袋が3つ一杯になりました。なにもない部屋にこんなに不要なものがあったのかと思いつつそれを片付けられて少しスッキリした気持ちになりました。その後トイレとお風呂をキレイにして掃除機をかけました。

ふと外を見るとピンクの風船が見えました。なんだ?と思いまた見てみるとそれは消えました。幻覚だったのかもしれません。やっぱり疲れているんだと思いシャワーに入り髪を乾かしたあと少しTwitterをみて8時半ごろに起きているのに飽きて寝ようと思い薬を飲んでアイスノンを首元に置いて横になりました。寝るのが怖い、なぜだかそう思って薬を飲んだのに1時間ぐらい寝れなかったですがなんだかんだ寝付けたのでよかったです。

 

今日の分も書きたいと思いますが多分短くなると思います。