@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

経過

薬がほぼ前の量にもどってから前よりもぼーっとすることが増えた気がして毎日自分を被検体として実験しているような日々です。しかしぼーっとすることが増えたとはいえ目覚めは早くなりました。薬で起きれない、縛られているという感覚は少なく、起きたなあ。え、まだ7時なのか。という感じでもうちょっとだけ…と甘えて二度寝をすることもあります。

二度寝ってこの世の何よりも幸せだと思ってます。甘味というか。眠りたいのに眠れないのではなく起きなければいけない朝、目覚めるも眠たいという気持ちにすり寄ってそのまま寝付く。背徳感がまた幸福度を引き上げています。身体が弱いのもありましたが朝が元々苦手なのと学校が嫌いなのもあって仮病ながら親に休みたいといって休んだこともたまにありました。休むと決まると30分もすれば自ずと目が覚めるんです。ほんと罪深いなあと思います。用意されたご飯を食べながら午前9時~11時ぐらいに見るNHKの番組はあ~平日なのに休んでるんだという実感と皆今頃授業受けてるんだろうなあ、という気持ち。今じゃ味わえない感覚の一つですね。大学の授業をサボっても誰も何も言いませんからああ、寝過ごしたな…位の感じでしたしもしも仕事を休んだら自分や周囲に負担が回るだけでそんなゆったりしていられませんでしょうから。

話を戻すと、指定通りに薬を飲むとぼやーっとして。そうなってたから減薬したはずなんですけどいかんせん受診した時が眠れない、エナジードリンクや栄養ドリンクを決め込んだときのようなないはずのアドレナリンがドバドバ流れ出ているようなあの感覚。それら全て説明したら落ち着かせて眠れるようにするために戻ったという感じで。それでも日に日に身体に薬が混ぜ込まれていくとやっぱり多いかな、というところです。入眠は比較的できるようになりました。昼間に寝てしまうのはちょっと寝たいかなあという気持ちで己の意思で寝てる部分が半分ぐらいあるのでもっとうまく体力とか時間とかを遣えるようにならないとなと思っています。

最近は一気に風が冷たくなってパーカーにスウェットにサンダルでは対抗できない寒さになってきました。そんな服装で出歩くなと言う話ではあるんですけどそれぐらい気楽な気持ちじゃないと必要なのに外に出れないなどという問題も出てきて近くのコンビニまではこれでもいい、と自分の中でルール付けしています。それも今年はもう終わりなんですけどね。急な雨なども増えてきて外に出た瞬間雨、部屋についた瞬間晴れるような理不尽極まりない天候に振り回されながらも外に出る回数を増やして今までのサイクルを回復させているところです。予約に関わらず電話を入れてくれたら来てもいい、と病院の方にも言われたのと入眠と覚醒が不安定じゃないので安心してゆったり過ごせています。

布団に電気毛布は忍ばせたのですがストーブをいつ点けようか迷っています。1回つけてしまえばもう毎日つけざるを得ません。不可抗力です。冷え切った部屋を灯油ストーブで時間をかけて暖めて、暑くなるまでガンガン焚いて半袖で過ごすのが道民です。アイスも食べます。アホかと思いますがそれが冬の在り方です。ストーブの横でずっと暖まり続けるのが3月末ぐらいまで続きます。当然、つけるのが早いとその分灯油代がかかってしまうためこの時期は寒さに抵抗しながら過ごします。だから布団にこもりがちで眠ってしまうのかも知れないですね。暑さにも弱いですが寒いのも好きじゃないです。どちらなら耐えれるかと言われたら多分寒さだと思うのですが春と秋は一瞬で、最近はさらに短く感じるので季節・天候はもう少しゆったり移り変わってくれないかと思うばかりです。極端過ぎるのでただでさえ置いてかれているのに更に適応できなくなってしまいます。まあ根雪ができてしまえばあとは大差なくなるので冷たい風が吹くぐらいならいっそ雪降ればいいのになと思います。雪が降ってしまったほうが暖かいパターンも結構あるんです。

最近魅力的だと思うものが多く目移りしながらも甘受しています。生活というか日常は元々粗末なもので相変わらず味気ないですが色んな人のいろんな感性や表現をみてこんな物を見れてありがたいなあという気持ちです。今年の中では1番心が豊かな時期を過ごしている気がします。遠くまで出歩いたり声をかけたりする気力とまた別のベクトルなのでなんとも言えませんがいい兆しが見えて悪いことばかりじゃないなと久々に思いました。

ただ10月、と見るとああ1年無駄にしてしまったなあという気持ちが早くもやってきます。月を表す桁が2桁になるともう年末はもうすぐそこです。9月末頃になると毎年1年のゴミ捨てのスケジュールカレンダーが配られるんですがそれが来るたびに次来る時どうなってんだろう…と考えてしまうんです。自分が今この状態で療養を続けられていると思っても見ませんでした。更に言うなら就活せずに療養に専念してくださいと言われる始末です。去年の今頃は体調が良くなってきてますし大丈夫なら、と言われてハローワークに行き始めて色々と相談を聞いてもらいながら良さそうなところをいくつか提示してもらいつつ焦って就活をしなくてはと何度もハローワークに行っていたはずです。その前はまだ会社に籍があって来年はどこにいるんだろうと思っていたら先のようにハローワークに行っていて、という感じです。来年の今頃は多分この部屋にはいないのは確実なのですがどういう状態でその時を過ごしているんでしょう。なんだかんだ生きてると思いますが先が見えないというのはこういう時に己を現実に引き戻し、冷静にさせます。怖いです。

薬の調整もあって比較的受動的な、考えない日々を送っていたので普段でさえ薄いものが更に薄く申し訳ありませんがそのかいあって使える(動ける)時間は前より多い気がするで今までよりはこまめに薄くても何か書きたいです。まあ日記なので濃いも薄いもないですね。思っているだけで投げたりするかも知れませんが薬を飲み忘れてまた0から調整するという手間がもう起きないようにちゃんとしようと思います。このまま寛解とまではいかなくともマシになってきたなと思えることが増えたら嬉しいです。せめて足を伸ばして行くべきところに顔を出していきたいところです。