@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

2018年9月10日の話

昨日も早めに寝て今日は7時半に起きました。月曜日は病院で長く待つ可能性が高いので早く準備して早く行ってしまおうと思いそそくさと準備をはじめました。なにか重要な夢を見た気がするのですがメモを取ろうとした瞬間にすべて吹き飛んでしまって書き起こすことができませんでした。大切だった気がするのでもったいない気持ちです。

 

今日は久々に手を抜かないしっかりとした化粧をした気がします。近くのコンビニに行く時など眉毛を書くのとリップを塗るだけの時もありましたが少し離れたところに行くときもマスカラやアイライナーを塗らない日がまあまああったので反省しなければいけないですね。

地下鉄に乗って病院に行くと移転してまだ数日だったようで周りのものがきれいになっていました。移転することは知っていたのですがいつからなのかは覚えていなかったのであいていてよかったと思いました。開院すぐだったのであまりまたずに先生のところへ行くことができました。

今日はどうされましたかと普段とはちがい不思議そうに聞かれました。薬もまだあるのにどうしたんだい、と言った感じでしょうか。いくつか書いていただきたいものがありましてと紙をいくつか渡し、書いてもらいました。手書きでなくてはいけないものもあり結構お時間を取らせてしまったのですみません、とついこぼしてしまったのですがなんも気にしなくていいんですよ。と優しくおっしゃってくれて安心しました。

あと執筆中に最近薬を飲んでも寝れないことがあるんですと相談しました。3日前ぐらいにもそのような症状がありましたし頻出しつつあるので薬が増えてしまうかなと思いましたが頓服薬を飲んで横になったときにでも飲んでみてくださいと言われました。鎮静作用があるから良くなると思うよ。とのことでした。まだ薬は残っていたので改めて薬はもらわずにいくつかの紙をファイリングして手渡してくださりお大事に、と言われました。症状を聞かれなくなったあたり回復してきているのが顔を見てわかったのでしょうか。そういえば病院に行って処方箋をもらわなかったのは人生で初めてでした。

 

そのあと先生に書いていただいたその紙をもってそれを出す場所にまた伺って来ました。以前はいくつか手続きもあって1時間ぐらいかかったので覚悟していたのですが10分もせずに大丈夫ですよと言われてすぐその場を後にすることができました。

想像以上に時間ができたので歩いて家に帰ろうと思いとりあえず家のある方向に歩いてみようと歩きはじめました。

 

途中遊歩道があったのですが途中ハットにスーツ、杖をついて歩く背の低めの老人がこちらに向かって歩いてくるのが見えました。私は近くは問題なく見えるのですが遠くはぼやけてしか見えないので最初おじいちゃんに見えました。なんでこんなところにいるの?おじいちゃん。と思いながら近づいたら別人でした。亡くなっているので当然でした。

おじいちゃんの棺桶に気に入っていたハットとスーツが入れられていたのを思い出しました。別れ花を添えた時遺体に触れてしまったあの感覚は今も抜けきりません。家まではまだまだ距離があったものですからいろいろ考えていました。彼は長く生きた人でしたがあまり過去の話をする人ではありませんでした。なので余計人が死ぬということは語り継がれることのない小さな歴史もなくなるということなんだろうななどと考えていました。あまり関わりもなかったような気がするのに不思議です。

 

少し歩くとスーパーがあったので覗いてみました。棚やコーナーは全部ガラガラといった感じで人も混み合っていました。最寄りのスーパーよりも高かったので特に何も買いはしませんでしたがまだ日常には戻りきってないんだなと思いました。

その後も道中にあったいくつかのドラッグストアなどを覗いてみても節電をしていたり棚は空だったりと物流の滞りが著しいと思い寄った店で少しずつ物を買い足していくことにしました。家につく頃には結構な額を使っていましたが日持ちのするものや生活必需品は買えたと思うので満足です。それでもあのような棚の状態が続くのかと考えると不安もよぎります。

 

地震の直後から現在に至るまで色んな人から連絡が来ています。本州に住んでいる友達や停電が解消された後の友達、家族。これを読んでいる人の中にもきっといると思います。ありがとうございます。余震はたまに大きいのが来ていますが電気も水もガスもありどうにかなっています。

カレンダーを見返してみるとあれからまだ4日なんですね。日常に戻っていこうという動きが強いのですがまだまだ油断できないので特に家族との連絡は密にとっていこうと思います。

 

最近運動をしているといつかにも書いた気がするのですが今日は時間もあったので2万歩歩くことができました。最初は無理かなと思っていたのですが1回の休みを挟んで家に着く頃には気持ち良い程度の疲労が溜まっていた感じで良かったと思います。

もともと膝と腰が悪いので運動は避けていたのですが少しずつ自分なりにハードルをあげてどうにかこうにかやっています。最初にできなかったことも少しずつできて来て充実感すら覚えます。少しだけ生活にハリが出てきたかもしれません。転職ないし復職が決まった時も続けられるかはわかりませんが休職中は続けられる限り続けていこうと思います。冬になると外を長いこと歩くなどは気持ち的にも難しいものはあると思いますが。

 

今日は活動量も多かったからかまた変な時間に眠りそうになっています。家事を軽く済ませて早めに寝付いてみてもいいかなと思います。