@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

2018年7月19日の話

今日は幾分と早く目が覚めました。身体も重くなくすぐベッドから出ることができ、すぐリビングに降りていきました。家族は自分以外いなく、あるのはキッチンにお昼ご飯として用意されたオムライスとケチャップとトマトだけでした。室内に洗濯物を干してあるので除湿機がかけっぱなしでしたがもう水がいっぱいになりそうだったのでその水を捨ててまた付け直しました。除湿機の集めた水を見るたびにこんなに集めたのかと関心してしまいます。理屈はわかっていても見えないものが形になっているので小さいときはそれが面白くて取り替えるのを率先してやっていたのを思い出します。

ベランダを見るとタオルケットが1枚干されていました。お母さんは大して晴れて無くても外に干して風を通すだけでも違う、と口癖のように言っています。部屋を探すときもベランダがあるところにしなさい、そしてユニットバスだけはやめなさいと言われました。そしてそこから連鎖的に実家から離れる直前には一人暮らしは絶対に経験したほうがいい。したことがないとされることが当たり前だと思ってしまうから。と言われたことも思い出しました。

きっとお父さんがそういう人で自分にしわ寄せが来てる形になっているからだと思うのですが一人暮らしして変わったことも多いです。私は一人暮らしをするまで包丁を触ったことが1回か2回しか無く、洗濯機は触れたこともありませんでした。朝は起きれないのでゴミも自分で捨てたことはなかったです。

実際自分がやらなきゃいけないとなると料理はレシピを見たら大体のものはそれっぽく作れるし洗濯機もボタンを押すだけで洗濯をしてくれるものだと知りました。ごみ捨ても最近やっと朝捨てるようになりました。本当にそういうところから当たり前のように周りでなされていたものに直面したというか、一人立ちのステップアップみたいなものをしていきました。本当は料理も継続していれば今頃中々できるようになっているんでしょうが手を抜いてどうにかなってしまうとどうしてもそこに頼ってしまって新調したコンロに火をつけたことはこの5ヶ月でも両手で数えられる程度しかない気がします。

そんなことを考えながらお昼ご飯として用意されたオムライスを少し早めにありがたくいただきました。全開の窓から風が入って洗濯物が揺れて、隣の家の風鈴の音が聞こえます。ここ数日ずっと曇りでこの先も曇りがちみたいですがその一連の流れが夏を感じさせてくれます。

 

その後は部屋で仮眠をとったあとゲームなどをしていました。気づいたら陽が傾きかけて、家族が帰って来た音が聞こえて、キッチンで料理を作っている音が聞こえて、そうして夕飯ができたと呼び出されて家族でテレビを見ながら会話をして、その後お風呂を沸かして上がって今こうして日記を書いているのですが3週間前は16時ごろに寝ていたのにやっと人間らしくなってきたなあと思っています。もちろんまだまだ薬に頼るところも多いですがそれでもどうにか先生の言っていたサイクルも成立しつつあります。ただもう少し多めに薬を持ってきたほうが良かったかなと思っています。というのも帰省期間が親の要望で少し長くなりそうだからです。

そんなに来なくていいと言う割にはいざくるともう少しいればいいしょ、と引き止めてくる。親ってやっぱり子供が恋しいんだなと思います。なので帰省のたびに予定が先延ばしにしたり滞在できるギリギリまで調整をかけたりしていた気がします。まあそれも時間の融通が効く今だからできる話であって今後また復職したら親もそうはいってこなくなるんだと思うと少しさびしくも感じます。

 

今日も夢を見てなかったみたいでメモは残されてませんでした。もしかしたら書く前に忘れてしまっているだけなのかもしれませんがメモだけで考えると最近夢を見ている頻度が落ちているので非常に良い傾向だと安心しています。

しかし実家に居るとバランスが良くても食べきれなさそうな量の食事が出てきたり食事の時間やお風呂の時間などのサイクルが一人暮らしのときより少し拘束されがちなところはあるのですがそれにも順応できているのでそこを鑑みても良好だと思います。また、昨日一昨日と過ごしてやはり家事など一定数のことを人がやってくれるおかげでなにかしなきゃと思わせるような時間が少なく自由な時間がより多いのも確かなので明日はそれを生かして久々に出歩いてもいいかなと思っています。

日記をつける前に寝そうになったのでちゃんとつけれてよかったです。また明日。