@yuing__ の話

鬱になって休職したあと退職した人がtwitterでつぶやかないことを書きます。

2018年10月19日の話

久々の日記です。実家にパソコンを持ち帰らなかったのでスマホからになります。パソコンのときより支離滅裂かもしれません。

17日の夜に実家に帰ってきました。普段ならあっという間に感じる実家までの移動が今回はやけに長く感じました。まるで渋滞に飲み込まれているかのような気分で最寄りにつく頃にはすっかり疲れ切っていました。田舎にあとからできた住宅街に実家があるので最寄りから実家までは結構距離があります。小さなキャリーを引きずりながら実家に向かっていました。人がいなく明かりも少ないことも相まってあまりに静かな地元はキャリーを引きずっている音が響き渡ります。その音で道路沿いの人が窓をあけて様子を伺ってくることも割とあります。それくらい田舎な場所で私は育ったんだなと思いました。

あまりに明かりがないのと私の微妙に弱い視力も相まって実家につく頃には空と屋根の境目がわからなくなっていました。夜空がやけに綺麗でした。田舎で見る星空は綺麗だってよく言いますがまさにそれでした。札幌にいるときとは比にならないぐらい星が綺麗でしばらく立ち尽くしていました。

家についたとき、当たり前のように実家に溶け込んでいきましたが手料理がとても美味しくてどれだけ貧相な生活をしていたか思い知ることになりました。私は一人暮らしの生活に辛さを感じたわけではないのですがそれらを口にするたびにカロリーメイトだとかカップ麺だとかそういうのしか口にしない生活が一ヶ月近く続けていた自分はやはりよくないなあなんて思っていました。

 

お父さんは入院するんじゃないかと言われていましたが結局仕事に行っているようでした。診断書は出されているのですがなかったことにしているみたいです。詳しくはわかりませんが自分にしかできない仕事が多すぎるから休めないようなことを言っていました。ある日突然折れてしまうんじゃないかなと心配です。

お父さんは真面目で責任感が強くて正義感に満ちながらも気難しくて言いたいことも照れくささだとか外面を良くするためだとかで言いたいことも言えず、いらないことも溜め込んで吐き出すことも苦手な、そんな性格をしています。私も似たようなものなのでだいたいわかります。

そんなお父さんがお母さんに「俺は今この生活に感謝してる。お前がいて良かったと思う。一人暮らしだったら間違いなく自殺をしていた。親と暮らしていたら間違いなく殺していた。」と言ったんだそうです。今日の昼過ぎに聞かされたのですが私は不気味で仕方なかったです。先のような性格の人が言えるわけがない。まるでお父さんは自分の死期を悟っているかのように聞こえました。だから余計心配です。大丈夫なんでしょうか。

お母さんは時間があればさっきのようなことや自分のつらかった話などを私に話をしてきます。それには意図があるんでしょうか。わからないですがとにかくひたすらに過去の話をします。それとどの病院にかかっても膝と腰の痛みの原因がわからない、毎日吐き続けてるのにその理由もわかってない、と言われます。いかんせん田舎でお母さんは免許を持ってませんから遠い病院には行くに行けないということを言っていました。それもまた心配です。

そんな中弟は唯一幸せそうでした。いつもどおりの弟でした。大したものじゃないおみやげにも喜んで、テレビを見てゲームをして絵を描いていました。

ただお父さんの風当たりの強さが鬱に比例して増しているようでした。私がいるときはそれはありませんが「目障りだから動くな」と怒鳴ったりすることもあったらしいです。動くなってなんだって感じですよね。

 

実家に帰ってくる前までまとわりつく気持ち悪さ、嫌悪感、脱力感がひどかったのですがずいぶん引いた気がします。それまでは毎時間といっていいくらい安定剤を服用していました。何もかも怖くて仕方なかったです。家につくまで長く感じたのはそれもあるのかもしれません。

しかし今日ご飯を食べる直前、一番頭の中にノイズが入らない時間にふとこのまま死んでもいいのかもな、みたいな気持ちが一瞬だけ差し込むように入ってきました。意味がわからなかったのですがそう思ってしまいました。そのあと特になにかつらいものはなかったのですしその時以外はおおよそ気分よく過ごせているのですがちょっと嫌な予感というか、不穏だなあと思っています。薬は足りているのでどうにでもなると思いますがいやですよね。何も考えなくていいと思っていた場所にまで魔の手がやってきているように感じてしまいます。

生活リズムは崩壊したままでどうにか朝方に戻そうと努力しているのですが寝れない起きれない。目を覚ましても体が動かせるまでに一時間以上を有する体たらくで実家にいる間に形を作れたらいいなと思います。拘束時間が少ない上に一人の空間となると崩壊が留まることを知らないので…戒めようとする気持ちがさらに不眠につながるので本当に難しいです。

 

地元に戻ってきてもある程度メリハリをつけるために歩こうと思って今日は買い物ついでに地元を散策しました。道中、祖父の家があったので見てみたら表札もなくなり完全に入居待ちという状態でした。というより前にちらっと見に行ったときよりも私が知っているものからは遠のいていました。庭はコンクリートで埋め立てられ車庫も取り払われ壁も色が変わっていました。本当はいけないとわかっていましたが周りに人がいないのがわかったら写真に二枚ほど収めてきました。実の親が住んでいた、自分がかつて住んでいた家に祖父が亡くなってから一度も足を運べていない、運べないとお母さんが言っていたので見せてあげたかったのです。実際お母さんはそれを見たがって見せることとなったのですが実際写真を見てみると撮って確認したときにはなかったオーブ?緑や白のフィルターのような家を確認しにくい状態になっていました。心霊写真の一種なんでしょうか。光の加減かなあとも思うのですが場所が場所のせいであまり良くない理由を感じてしまいます。

実家に戻る前、札幌の部屋では誰もいないのにトイレの鍵がかかっていただとか電子レンジがピッと言うだとかそういうのに出くわしていたのでそういう類には慣れてきていたのですが心霊写真は人のものを見せてもらったことがあるくらいで自分では経験がありません。一応消しておきましたがこうやって私が祖父のことを思い出したりするたびに祖父の足がかりになっちゃっているんじゃないかなあとか考えます。あまり住んでいた場所のことを考えるとそこにいたやつがくるぞ、とお父さんに言われたのを考えるとあり得ますよね。まだ祖父がなくなって一年経っていません。一周忌の話で口論というか叔父への苛立ちをお母さんとお父さんが話しているのを聞きましたがなんというか、常識知らずな夫婦なのでそのせいで私も一周忌に行けない可能性があるのでとても悲しいです。

あまり関わりがないといえど献身的に介護やお見舞いをしていたお母さんを知っていて、それに最期感謝した祖父を知っているのでそこらへんはしっかり出席したいと思っています。なので非常識な人間に翻弄される形になりそうなのは本当に悲しいです。

 

あまりいいことがかけてない気がしますがやはり実家にいると普段しない話をいっぱいしたり、地元を歩くといろいろ思い出したりするのでいい整理にはなるかなと思います。また思い出したことがあれば明日明後日と書いていきたいです。スマホからだと文字数もわからないのですが普段にもまして読みにくいかと思います。最後までありがとうございます。ちゃんと続けていきます。